紙の厚さはなぜキログラム?

印刷会社との打ち合わせの中で、「じゃ、今回の用紙は90kgにしましょうか?」のように言われて「え?キロ?厚さじゃなくて重さ?」と少し混乱するときはありませんか?お客さまにわからない用語を使ってしまう印刷営業の悪い癖です。

印刷を依頼するときには、用紙の厚みもしっかり確認して発注したいですよね。
用紙選びは仕上がりを左右する重要な工程です。
今回は用紙の厚さについて少し解説していきます。

紙の厚さを示す場合、重さの単位である「kg(キログラム)」で表します
90kgの紙の場合、断裁前の用紙サイズ1091mm×788mmの大きさで1,000枚まとめたときの重量が90kgであるということです。
よって、数値(重さ)が大きいほど厚い紙ということになります。じゃあ、この紙の厚さは何ミリなの?ってなるのですが、これは重さが同じでも用紙の種類によって様々な厚さになるので、「●mmです」って言えないものなのです。

たいへん複雑なので、どの紙が何キロなのか?ということをお客様が覚える必要はありません。
我々印刷会社では間違いがないようにお客さまに見本紙をお見せして、ちゃんとスケールで測って確認しています。

とてもたくさんの種類の紙がありますので、用紙選びはとても楽しい工程です。
お客様といっしょにデザインや用途に最適な用紙をご提案します。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


最近の記事 おすすめ記事
  1. 登録されている記事はございません。
  1. すぐに取り組める!環境に配慮した印刷

  2. プラスチック代替となる新素材

  3. 郵便番号を書く赤い枠がない封筒は郵便用に使える?

カテゴリー

アーカイブ

検索

TOP
TOP