あなたは上司に「うちの会社でSDGsに取り組めること来週の会議までに考えといて。よろしくー」って言われたら、いい案を出すことができますか?
SDGsとひとことに言っても、具体的にどんなことに取り組んだらいいのか。。。急に言われても困ってしまう方が多いと思います。
このようなお困りごとの相談をいただくと、わたしは「環境配慮型の印刷物」を提案します。定期モノのチラシや冊子、名刺や封筒などの事務用品でも環境に配慮した印刷物への移行は案外カンタンな割に対外的なPR効果は絶大なんです。
今回は、SDGsへの取り組みのひとつとして環境配慮型の印刷物への切り替えをお考えの方におすすめの内容となっています。
- SDGsへの取り組み
SDGs(持続可能な開発目標)に社会の関心が高まっているため、積極的に取り組む企業が増えています。
SDGsの取り組みと言っても広範囲にわたります。(2030年までに達成する17の目標と169のターゲット)
取り組むべき課題は自然環境やエネルギー問題、平等な社会や貧困への対策など様々です。特に自然環境への配慮は、サプライチェーン全体で取り組むべき課題です。選ばれる企業になるためにも、環境への取り組みは必須です。
- 環境対応型印刷物への移行はカンタン
では具体的に、どのようにして環境対応型の印刷物に切り替えていったらいいかをご案内します。印刷物を作成するにあたって、対応すべきことは以下のポイントがあります。
・印刷資材を環境対応紙に変更する。
印刷する用紙を、再生紙やFSC森林認証紙や非木材紙など用途によってさまざまな用紙を選択することができます。また、使用するインキや印刷機の清掃につかう溶剤なども環境にやさしい資材があります。
・デザイン工程でも配慮します。
デザイン制作の時点からも環境に配慮します。デザインした内容の確認の際に用紙に出力しないオンライン校正としたり、できるだけ修正回数を減らすために手戻りのないように工夫しています。
・資材の廃棄物管理
印刷物を作成する工程では、どうしても廃棄物が発生します。これらの廃棄方法について、適切に管理しているかも重要なポイントです。印刷や製本の工程で発生する用紙はすべてリサイクル業者と契約して適切に処理されています。
このように用紙・インキなどの印刷資材、印刷・製本工程や廃棄方法などを環境配慮基準に適合した印刷製品には認証マークを付与することができます。青樹印刷はグリーンプリンティング(GP)認定工場です。お客様の環境負荷低減に寄与します。
- 対外PR効果は絶大です
会社案内や封筒など、対外的に配布するものにGPマークを付与することで、企業の自然環境への配慮姿勢を示すことができます。ちょっとした会話のきっかけにもなりますので、小さなマークですが効果は絶大です。
- コストは少し上がります
環境に配慮した用紙は、一般紙に比べて用紙購入コストがあがります。ここは気をつけたいポイントですが、あらかじめお伝えしておきたいことです。
- ESG経営で選ばれる会社に
企業の社会的責任を果たさない会社は、サプライチェーンから排除されると言われています。SDGsの取り組み、環境への配慮は、いまや企業が存続するにあたって当然意識していないと選ばれる企業にはなりません。
ESG経営とは、「Environment(環境)」「Social(社会)」「Governance(管理体制)」の3語から成る略語で、環境汚染や社会的規範、コーポレートガバナンスの遵守を重視した経営スタイルのことを指します。
早速上司に、環境配慮型の印刷物を提案してみませんか?興味のある方はご連絡ください。
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